沖縄市の中心、胡屋十字路からすぐのところにあるごーやー荘。沖縄の古民家を民宿にした、味わいのある民宿です。
5部屋に13名宿泊可能の小さな宿で、宿泊するお客様同士で飲み会が開かれたり、三線教室が開催されたりとアットホームな雰囲気の宿です。

入り口から部屋に入ると、たたみ間の広い部屋がありますが、夜は仕切りを作り、4.5畳の３部屋となり９人宿泊できる和室に変わります。
間接照明の裸電球が懐かしさを醸し出し、夜になると落ち着いた雰囲気の部屋となり旅の疲れが癒されます。
この畳間のほかに、男女別に4人が宿泊できるドミトリーの洋室があり、長期滞在の方にオススメのお部屋となっています。

キッチンも完備しており、自炊ができます。

玄関入り口横にはテーブルを置いて、ゆったりとくつろげる空間があります。18:00になるとバータイムとなり、ここで宿主の野下さんの三線ライブが始まりそのまま飲み会となります。
また、５のつく日には、「みんなおいday」と題して観光客や近隣住民たちも集まってパーティーが開かれ、
その場にいた人々そろっての即席ライブが行われることも！

シャワールームやトイレもきれいに使われています。
銭湯をイメージした小さな富士山が可愛らしい。

-オーナー紹介-

自分でできる仕事を。

　もともとは、長崎出身ですが、琉球大学入学を機に沖縄に来ました。卒業後は県外でサラリーマン生活を約10年ほど送りましたが、「自分で作る仕事がしたい」と思い立ち、2003年に沖縄へ帰り、それと同時にごーやー荘をオープンしました。

魅力溢れる沖縄市。
　沖縄市で宿を構えた理由は、奥さまがコザ出身だったからと言うこともありますが、沖縄市にはとても面白い魅力があるんです。基地が近くにあるので異国情緒あふれる街と、一歩筋道に入ると沖縄の昔ながらの日常風景があり、それが同じ沖縄市の街に存在しているんですよね。だからリアルな沖縄が見えるんです。
　宿に来たお客さんのタイプは二通りに分かれます。一つのタイプは、ごーやー荘から近隣の観光地を見に行く人。もう一つは沖縄市の街にどっぷりつかる人。後者のタイプの人は、観光地には行かないで、昼も夜も沖縄市の街へ音楽、食べ物を味わいに出かけてますよ。
　沖縄市は沖縄の中部に位置しており、北部へも南部へもどこへでも行けて、交通に便利な場所なんです。なので、ごーやー荘に宿泊している方は自分で観光コースを作って楽しんでいますよ。

オススメとこれからのこと。
　ごーやー荘の近くのオススメスポットを挙げるとしたら、「中乃湯温泉」 「ヒストリート」 「農連市場」 。ほかにはこどもの国やコリンザの展望スポット、ゲート通りなどで、挙げたらきりがないほどオススメはいっぱいあります。
　これからは、リピーターのお客様が来たときに「ただいま」と帰ってこれる雰囲気で宿を残していきたいですね。宿の雰囲気を何も変えず、今までのお客さんもこれからのお客さんも「おかえり」とお出迎えしたいです。
　また、ごーやー荘では沖縄市観光協会主催のライブハウスツアーへの斡旋や、第一、三日曜日の基地フリマツアーも開催しています。この街全体が歴史的に面白いので、史跡ツアーなども企画して沖縄市の町の面白さを知っていただきたいです。