安全装備も充実。（BMW3シリーズ）

5代目となるBMW3シリーズは2005年4月にデビュー。3シリーズのDNAを受け継ぎ、ダイナミック、スポーティというキャラクターに、エレガントさを加えた。ボディはひと回り大きくなり、居住性と走行安定性が高められた。

ボンネットからバンパー下へと伸びてV字を描くラインが特徴。搭載エンジンは直列4気筒2.0リッターと、量産車世界初となる軽量マグネシウム合金製クランクケースを採用した、2.5リッターおよび3.0リッターの直列6気筒。3.0リッターにはツインターボ仕様もある。

車両安定性制御システムのDSCをはじめABS、各種エアバッグなど安全装備も充実。2005年10月には、325iツーリングなどを追加するとともに320iの装備を充実化させるなどの改良を行った。2006年5月には320iツーリングが追加。2006年9月には直列3.0Lの高精度直噴エンジン＋パラレルツインターボを搭載し、数々の新機構・新装備を盛り込んだ2ドアクーペの335iクーペも追加された。

2006年10月にはセダンの335iと335iツーリングを追加。2007年5月には323i用の2.5リッターエンジンの動力性能と燃費を向上した。2007年11月にはセダンの325iとツーリングシリーズに価格を据え置きながら大幅な装備の充実化を図ったほか、325xiを追加した。

2008年4月には320iセダンの装備の充実化を図った。2008年10月にはセダンとツーリングの全幅を縮小して1800mmに収め、カーナビを標準装備するなど日本市場向けに大幅な改良を行った。